アルマゲドンでムッドを観る。

「シックのほうがビジュアル系っぽくて良い。」と、私も思います。

アイドルの現場や婚活パーティーに行く前に書いておきたいことがある。どこに吐き出せばいいのか分からない、この異様な興奮が冷めぬうちに。
それは、つい昨夜のこと。私が愛してやまないシドが、同じく大好きなムックのイベントにお呼ばれしました。この奇跡のツーマンはこれまでになんと一度も無く、マオも言っていたけれど事務所のイベント等の際に廊下ですれ違うくらいだったようです。
「でも今の事務所に居られるのは逹瑯さんのおかげです。」って話をしているマオがなんだかとてつもなく愛しかった。これを含め、なにかの間違いであると思うけれど、この日のマオはとても可愛かった。歌い方、仕草、メイク、衣装…富士急ハイランドでのフィルター再び。この興奮は、きっとすぐに冷めると思います。
そして他の3人も、とても楽しんでいるように観えました。特に明希は、仲の良い先輩との共演だったこともあり、いつもの100倍ほど輝いていたような気がします。普段ワンマンばかりで、こういうイベントにはなかなか出ないことも理由のひとつだと思う。限りなく余談ですが、微妙な先輩後輩問題も地味にニヤニヤしてしまった。

そしてなにより、セットリストがここ数年で一番良かった。そもそもSEがホムラウタだったことからテンションは上がりっぱなし。スモークとライトとシャウトが気持ち良い。久し振りにビジュアル系のライブに来ている…と思いました。笑うとこ。どれだけ懐古厨と言われようが老害と言われようが、昔のほうが名曲揃いなことに間違いありません。欲を言えば、激しい曲に捉われず、青や土曜日の女あたりも聴きたかったけど、この神セトリを目の当たりにしたら、そんなことは言えません。言っちゃったけど。

そんな『神セトリ』では無く『普通セトリ』だと言っていたムックも、私にとってはなかなかの良セトリで、特に家路が聴けてとても嬉しかったです。大好き。わりと前のほうで観れていたんですが、逹瑯が長い手足を使って伸び伸びと歌っている姿がとても好きなので、しっかり観れて満足。シドもムックも、それぞれに全然違う色の魅力があって、ちゃんとそれで勝負しているんだなと、そんな当たり前のことをひしひしと実感。
そして夢烏の方たちはいつもながら心底楽しそうなのがとても心地がいい。救助のプロには今回もお世話になりました。

アンコール前に逹瑯とゆうやがMCをしていましたが、これがまたなかなかのグダグダ感。某事務所イベントを彷彿させます。早くやれ。
最後はセッションで夏恋と蘭鋳を演奏しました。シド目当ての方々の無理な押しが素晴らしくて苛立ちしかありませんでしたが逹瑯の微炭酸peachが国宝級に可愛かった。蘭鋳も、いつものようには行かなかったですが、個人的には横に抜けたら快適に楽しめたので良しとします。しかしながらマオには合ってなかった。なんならほぼ聴こえてなかった。

近年シドのライブに行ったあとに充実感なんて皆無だったんですが、と言うか、ギスギスしたいことは昨日もいつも通りあったんですが、それ以上に本当に久々に死んでも悔いはないと思うくらいに楽しかったです。ツアー行く気満々だから死ねないけど。
気付いたらまったく触れていませんでしたが、しんぢも相変わらず国宝でした。ありがとうございます。きっと何年経ってもずっとあなたが本命です。
文章にしたら余計に興奮してきた。一刻も早くFC復活します。婚活なんてしている場合では無い。

最後になってしまいましたが、逹瑯さんお誕生日おめでとうございます。

婚活することになりました。

前回の更新から、ちょうど半年。ぼけーっとしていたら、もう夏も終わろうとしていることに唖然とした。この6ヶ月ほどの間にも、きっといろいろな出来事がありましたが、これと言って思い出せないので割愛。

私が怠けた毎日を送っている間に、高校時代から苦楽を共にしている友人がオタク婚活パーティーなるものに参加していた。彼女は周りからの重圧に耐えきれず、本心はネタを求めて、ひとり見知らぬ戦場へと向かった。もちろんお一人様で。我が友人ながら、その行動力には感心する。

そんな友人からパーティーについて「人生一度くらいは体験したほうがいい!」とゴリ押しされて、もう一人の私の友人を誘って三人で参加することとなった。言わずもがな全員がなにかしらを拗らせた喪女。
私は特別、結婚願望が強いとか恋愛に生きたいと言うわけではなく寧ろ真逆で、なんならレポを書くためだけに参加を決めたと言っても過言ではありません。人生経験のひとつとして行ってみることにしました。

パーティーは今月末なので、あと半月ほど。見ず知らずの人との出会いはとても久し振りなので毎日のように婚活レポや指南ブログを読み漁って勉強していますが、いろいろな記事を読めば読むほど婚活と言うものがなんなのか分からなくなっていきます。それに加えて私にはこの夏、アイドル現場とコナン展に行くくらいの予定しかない。婚活する気が微塵も感じられないスケジュール。
本当にそんな気はあまり無いけれど、それでも、やはりせっかく行くからには多かれ少なかれ結果を残したいと思ってしまうのが人間です。時間と労力を割いて行くのに、収穫がゼロではやりきれない。それはそれでネタにはなりますが避けたいので微塵粉ほどのやる気を出して当日に備えたいと思います。

因みにさらっと書きましたが、最近はパーティーに誘ってくれた友人とアイドル現場にたびたび出向いています。ある意味こっちも戦場だけど、イケメンのそばで一生を終えられるなら本望です。

ときめきを少々。

前回の記事(夢と憧れが詰まっている。)では矢沢あいさんについて語りましたが、今回はリアルタイムで連載されている漫画2作品のお話を。


■ダメな私に恋してください / 中原アヤ

YOUオフィシャルサイトにあった第1話を読んでみたら面白かったので気になっています。
中原アヤさんの漫画は以前ラブ☆コンでハマって過去の作品を読み漁っていたことがありました。それからはまったく触れていなかったのですが、可愛い絵とコミカルで軽快なストーリーはご健在なようで嬉しいです。

まだ試し読みの第1話しか読んでいないのですが、なによりも黒沢がタイプ過ぎる。これに尽きます。黒髪メガネ元ヤンなんて反則。
主人公のミチコは誰から見てもダメ女で、見ていて苛々する場面もありますが、この絵柄やテンポのおかげで憎めません。
まだ少ししか出てきていないけどテリーもナイスキャラに違いない。今後の活躍(?)が今から楽しみでなりません。


■脳内ポイズンベリー / 水城せとな

今をときめく失恋ショコラティエの著者でも知られている方の作品です。以前から気になっていたのですが、ようやく1、2巻を読めました。
先ほどのミチコもこの漫画の主人公いちこも同じ29歳ですが、とても同い年には見えない…。まぁ絵柄の違いは大きいと思うけど。

こちらは、ただただいちこと早乙女に苛々してしまいます。勘違いからのすれ違い、突然の覚醒(黒いちこ)、なにかと悶々してしまう。謎も多い。
そして、このふたりの言動が実にぶっ飛んでいるのも悩みのタネ。もしかしたら元カノがいちばんまともだったかもしれない。

普通なら個人的には苦手な部類に入ると思う。でも、この漫画は普通ではない。いちこの脳内で繰り広げられる5つの人格による会議が、とてつもなく面白いんです。この会議シーンがあることによって、いちこの不可解な言動にも多少ながら納得出来る。
あと、越知さんがイケメン。これに尽きる(デジャヴ)。

既にハラハラしっぱなしの展開が続いていますが、果たしていちこは誰と幸せになるのか、目が離せません。


というわけで、最近読んだ2作品についてお話させて頂きました。ほかにも読みたい漫画はたくさんあるので、隙を見てチェックしていこうと思う。

久々に少女漫画を読んで気付いたのは、ときめいたり気になったりする作品の主人公は、かなりの確率でアラサー女子であるということ。私もいつの間にか歳を取ったもんです。
イケメンの上司が目の前に現れたり、飲み会で運命的な出会いを果たしたり、今更そんなミラクルが起きるとは到底思えないので、夢くらいはいつまでも見続けていたい。

 

夢と憧れが詰まっている。

音楽を聴くことも好きですが、漫画を読むことも昔から大好きです。

少女漫画、少年漫画はもちろん、大人向けから子供向け、女性向け、なんでも読みます。好き嫌いはあるにせよ、とにかく「漫画」なら基本的になんでも。
あ、ホラー系だけは苦手です。グロ系は最近少しずつ慣れました。少しずつ。

昔は本棚に入りきらないほどの漫画を所持していたけど、大掃除をしたときにその殆どを手放してしまった。(これには今でも後悔している…)


語りたい漫画はたくさんありますが、今回は少女漫画家の中でおそらく一番好きであろう矢沢あいさんについて。小学生の頃から大好きな漫画家さんです。
記憶は曖昧ですが、たぶん出会いは「ご近所物語」で漫画もアニメも大好きだったような気がする。残念ながら今現在なぜか我が家に3巻までしかないので、この作品についてはコミックスを揃えて全巻読み直してから出直したいと思います。

なので今回は、つい先日勢いに任せて読んだ「Paradise Kiss」と「天使なんかじゃない」について書かせて頂きます。


パラキスはZipper本誌での連載が終わり、しばらくして店頭で単行本を見つけて大人買い。物語も気になっていたけど、それよりもそのときは立派な装丁にヒトメボレ。
1回読んで、すぐにハマりました。
当時は細かく書き込みがされた綺麗な絵に惹かれていましたが、今読むと一人一人の葛藤や言動にグッと来ます。自分が登場人物より年上になったからかなぁ…。

ストーリーも間延びせず、長過ぎず短過ぎずの丁度良いボリュームだと思います。オチも賛否両論あったようですが、私はあれで大満足です。甘過ぎなくて現実的。
なんと言っても最後、ジョージから小包が届いてからの一連の流れは涙無しでは読めません!読むたびに鳥肌立ちます。

突然ですが好きな台詞を少々。

・紫「放課後が楽しみなのはアイツに会いたいわけじゃない  と思う」
この台詞はモノローグですが、これまでは徳森くんのことだけを見ていた紫が放課後になると足早にアトリエへと向かっていく。大きな心境の変化。
しかも、その徳森くんが紫のほうを見ているのに、紫はお構いなしで帰って行ってしまっているんですよね。1コマの中に各々の気持ちが表れていてきゅんきゅんしちゃいます。

・イザベラ「あなたにも魔法がかかったかしら」
女の子になりたかったイザベラが思い切ってジョージにそれを打ち明けた勇気も可愛いんだけど、悩みを進撃に受け止めて自前でドレスを用意しちゃうジョージには流石としか言いようがありません。
「女の子に生まれる事は出来なかったけど女の子の装いをする事でまるで魔法にかかったようにあたしの中に希望が生まれたのよ 美しい装いは人に勇気や自信を与えるわ あたしはそう信じてジョージと服を作り続けて来た」と思い出を語るイザベラからのこの台詞このふたりの関係…素敵。

・法司「これは本当に高嶺の花だな…」
徳森くんと一緒にショーを見ていた法司が、紫のあまりの綺麗さに呟く一言。ちょっと自信ないけど。ショー前の「好きな子がショーに出る云々」と話す徳森くんにもちょっとときめいたのですが、やはりこのシーンで赤面する徳森くんは可愛くてたまりません。
台詞も好きですが、ショーの紫は本当に綺麗でした。あのページ大好きだなぁ。

・ジョージ「構わないよ 針のむしろでドレスが縫える」
香に「地獄に落ちるよ?」と言われてジョージが言った一言。この台詞はきっとこの漫画でいちばん好きです。なんて格好良いんだジョージ…!
好き過ぎて特に語ることもありません…。

パラキスは大人になるほどじわじわ来る作品だと思います。
少女漫画特有のキラキラした雰囲気が苦手な人でも読めるのではないでしょうか。程良い甘さと苦さが共存していて、さらっと読めます。


対する天ないはもう20年以上前の漫画なんですね。小ネタに時代を感じる…。
これはつい昨日も読んだばかりなのですが、本当に何回読んでも終始泣きっぱなしで心が洗われます。輝きが眩しい。
ストーリーとしては王道の少女漫画。誰からも愛される人気者の翠と少しワルだけど心優しい晃の学園恋愛話。設定や展開こそベタベタなんですが、キャラクター一人一人が愛しくて話のテンポも良いので、一気に読めてしまいます。
ちょっと複雑な人間関係や駆け引きなんかもあるんだけど、それぞれのキャラのおかげで、そこまで重くなっていないのも特徴だと思う。

好きなキャラクターに関して言えば、翠と晃は主人公だし魅力的なのは間違いない。でも天ないには、それ同等、若しくはそれ以上に魅力的な人物が揃っている。
ひとまず私が誰よりも好きなのがマミリン。彼女は終始私を泣かせにくる。もはやマミリンが主人公なのではないかと思ってしまうくらいに。
翠に対して、タキガワマンに対して、この上なく純粋で誠実で優しいマミリンは本当に魅力的で可愛かった。しっかり者に見えて天然だったり怖がりだったり、そのギャップにやられた人も多いのではないでしょうか。
次第に心を開いていくマミリン、志乃ちゃんに真正面からぶつかっていくマミリン、必死でネックレスを探すマミリン、ケンを励ますマミリン、留学についてひとりで悩んじゃうマミリン、嗚呼マミリン。

そんな愛してやまないマミリンに次いで好きなのがタキガワマンと志乃ちゃん。もしかしたら私は翠と晃よりも、この三人のほうが気になっていたかもしれない。
美形で優しくて完璧なタキガワマンだけど本当はどこにでもいる男の子で、ふとした言動にそういう素の部分が見え隠れするところが本当に愛しい。
そんなタキガワマンのことが大好きだった志乃ちゃんも、最初こそ嫌な女だったけどマミリンと一揉めあってからの吹っ切れた感じは、とてもイイ女だった。

志乃「秀一は私にとってはいつも完璧だった 間違ってもあけっぱなしの体育倉庫でキスするようなことはしなかったのに くやしいな」
浜辺でばったり会ってしまったマミリンに言ったこの台詞に涙が止まらない。せつない。
そんなシリアスな後ろでふたりを見守る生徒会のみんなが空気を和ませてくれていて重くなり過ぎない。絶妙なバランス。このさじ加減が素晴らしいのです。

マキちゃんと将志さんもとても素晴らしいコンビで、学園生活にすべてを捧げる青春漫画ではこのふたりの大人の恋がいいスパイスになっています。
マキちゃんのお見合いの日にタイミング良く届く画板がせつな過ぎる。「I Love you Forever」だもん。そんなの届いたら、ただでさえ乗り気じゃなかったお見合いなんて行けるわけない。その裏で取り残される翠もとても可哀想だったなぁ…。
翠とマキちゃんの関係もとても素敵で、もともと翠はマキちゃんを尊敬していたわけだけど晃絡みで嫉妬もしていて。ちょっとギクシャクもしたけど最終的にはお互いを支え合っていたなと。それは将志さんと晃にも言えることだろうけど。晃が見つかったとき、なりふり構わず家を飛び出してきてくれたマキちゃんがとてつもなく可愛いです。

その他にもケンちゃん、ヒロコちゃん、晃や翠の家族、クラスメイト、足立先生、などなど本当に誰もが魅力的で大好きなキャラばかり。ところで志乃ちゃんとセブンは上手く行ったのかしら…気になって仕方が無い。第二期生徒会もいいメンバーだったなぁ。


こうして長々と文章を綴っていたら、早くもまたパラキスと天ないを読みたい衝動に駆られています。この調子だと毎日読んでは泣いてを繰り返す気がしてならない…。

名作はいつまでも色褪せないなと実感した次第であります。

 

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手紙に添えた電話番号。

前回の記事(時代を駆け抜ける。)でも取り上げたねとぽよ座談会が更新されていました。

そしてTwitterとアメーバがやってきた ~バンギャルちゃんとインターネットの関係 蟹めんま×藤谷千明×ねとぽよ座談会(3/3)


Amebaブログやシンペタ、Twitterと言った交流ツールの進化など、私が書いたこととほぼ同じ内容でした。やはり注目されているツールなんですね。ピグ上での交流も盛んなようで、もともと雲の上の存在であるメンバーとリアルに関われるツールは特に重宝されるんだろうなぁ。 こういう交流が云々と言う以前に、そもそもファンレターをちまちま書いてた身からするとファンメールすら違和感あるけどね。それも今では古くて、もはやリプライやFBのほうが主流なのかな。

余談ですが、昨日発売された妄想日記のカバーシングルにはそれぞれMVもあり、私も公開されている動画を一通り観てきました。
DIVのMVではファンの子がバンドマンにリプライを送るシーンが中心で、とても時代を感じました。電話や手紙じゃないんですねぇ…。それらしきシーンは少しだけあるけど。そして肝心の日記帳もあまり重要視されていないように思います。これは今だとブログになるのかな。もはや、ちらちら映るチェキにさえも時代を感じます。
あ、一応弁解しておきますがDIVをdisっているわけでは無いのであしからず。単純に時代だなぁ、と思ったので例に出しただけです。
このカバー企画についても言いたいことは山ほどありますが、それはまた機会があれば。


そんな私が今回の記事で一番同意したのはこの一節です。

めんま:私は、みんなが一斉に「才能の無駄遣い」をしている感じが好きですね。バンギャルになってから、毎日がずっと文化祭みたいなんです。


最近この界隈に出戻ってきた私ですが、本当に毎日が楽しくて仕方が無いんです。学生時代に戻ったみたいに。うまく表現が出来なくてムズムズするけど…。

たぶんそれって、昔好きだったとき(青春時代)の思い出が甦ったり、なにかに一生懸命になる楽しさだったりするんだと思います。大人になると、そういうことが減っちゃうから。

好きなものの為に全力を尽くして、同じ趣味を持った仲間と楽しさを共有すること、それが醍醐味な気がします。
当時は出来なかったことが大人になって金銭面や時間面での融通が付けられるようになるから多少の無茶もしちゃったり。単にハメを外したいんですよね。
それは、こういうジャンルに限らず言えることだけど。


私は今年あと2本ライブに行くので、しっかり今年を締めくくってきます。年末は大阪と幕張でムック充です。
来年はシド充でありますように。そろそろワンマンツアーの発表してください。

こちらからは以上です。