インペルダウンからの脱出。

ずっと気になっていたリアル脱出ゲームに初参加。SCRAPさん主催のONE PIECEとのコラボ「インペルダウンからの脱出」です。



ネタバレは一切禁止なので、感想程度に綴っておこうと思います。


ONE PIECE

昔から大好きな漫画で、最初はしっかり集めていたのですが、あまりに長い空島編に心が折れ、最終回を迎えたらすべて揃えよう…と諦めてしまった脱落組。今は数冊出るたびに友人に借りています。インペルダウン編はオールスター感謝祭のような新旧キャラ総出演の豪華さと、リズミカルで気持ちの良いストーリーが大好きで、イベントに参加するにあたり、もう一度読み直しました。マリンフォード編まで一気に読んだおかげで翌日は目がパンパンに腫れていた。
そんな愛するONE PIECEとのコラボなのだから行かないわけにはいかない。慌ててメンバーを集め、脱獄することにした。この脱出ゲームは1チーム6人で、6人集めなくても会場で適当にチーム分けはしてもらえるけど、初心者には全員知り合いのほうが気兼ねなく動けると思ったので、あまり無い人脈を辿ってなんとか6人集めました。

■脱獄を試みる

このイベントで我々はルフィと一緒に脱獄をしようとする囚人という設定。なので看守になりきったスタッフさんからは「お前らここに並べ!」とか「トイレは今のうちに行ってこい!」とか厳しめの対応を頂きます。それによりこちらも囚人になりきって謎解きが出来るので、作品に入り込んだかのような疑似体験が出来る。細かな心遣い。
また会場の外や中にはルフィ、マゼラン、ハンニャバルが立っていて、始まる前からとてつもないテンションに襲われました。各ゾーンも、スタッフさんがそれぞれに合ったキャラを演じていて、それだけでも楽しい。特にニューカマーランドは濃かった…。
因みにボンちゃんはいろいろなところで原作同様に大活躍していて、エンディングはもちろん、オープニングムービーから涙が止まらなかった。

■奮闘の末・・・

結果から言うと、今回我々のチームは脱獄することが出来ませんでした…。
最初こそスラスラ謎が解けていたけれど、やはりそんなに甘くはなかった。最後の最後で躓いて時間切れ。時間配分の配慮と閃きが足りなかったなぁと実感しました。
最後にみんなで答え合わせをするのですが、司会の方が解説をするたびに会場からは拍手や感嘆の声が漏れていました。運営クオリティも去ることながら、問題クオリティの高さにも驚かされた。高難易度なのに、ちゃんと物語に沿っていて、さらには小ネタも仕込まれていたり。大人による本気の遊び心がただただスゴイ。

■初参加を終えて

とてつもなく楽しかったけど、とてつもなく悔しい。それに尽きます。リアル脱出ゲームにハマる人の気持ちが痛いほど解る。

「リアル脱出ゲームの悔しさは、リアル脱出ゲームでしか晴らせない。」


この言葉を胸に、私はすぐさま「夜の遊園地からの脱出」に行くことを決意。ドヤ顔で「だっしゅほーーーーい!!!!」と叫べるよう、脳を鍛え直すことにした。

 

■自分メモ

・ヒント集めは大勢いらない
・キーワードが分かれば問題は最後まで解けなくても良い
・行き詰ったら手元にある問題用紙や小物をもう一度見直す
・カウントダウンが始まっても焦らない
・スタッフの注意は程良く聞く
・メモと机は出来るだけ綺麗にする
・情報は全員で共有する
・気になったことはなんでも口に出す
・解けない問題はどんどん回す
・用意されているものは怪しい
・司会者の言葉やヒントに隠された何気無いメッセージを読み取る
・幅広い視点で問題や文章を見る
・細かい文字にこそ大事なことが隠れている
・一度使ったものはあとからも使う
・会場図を頭に入れる
・行ってない場所がないようにする
・被り物(帽子やお面)は後ろの人の邪魔になる